2025spring フレンチシックな名品ワードローブ
2025.04.04feature
大人の余裕が漂うスマートなジャケットスタイル
ビジネスシーンにもなじむベーシックな一着でありながら、フレンチならではのさりげない洒脱が香る。そんな服作りが、ランバン
コレクションの真骨頂だ。
「サハラカラー」と名づけられたジャケットはその好例。シックかつ軽快で、上品さが際立つ絶妙な発色である。その秘密は、こだわりを尽くした生地にあり。
実はこちら、6
色もの糸を混紡して織られたもの。しかもウール・シルク・リネンという3
種類の素材をブレンドすることで、しなやかさと清涼感、高級感を醸すツヤを同時に表現。サラリと羽織るだけで装いをランクアップできる、まさに秀逸なアイテムだ。

無地ならではの着こなしやすさと、美しい発色が醸し出す洗練を兼備。春夏物らしく軽やかな印象ゆえ、このようなノータイスタイルもサマになる。同系色のニットとパンツを合わせれば、大人の余裕が漂うスマートなカジュアルスタイルが完成。
定番のブレザーながら新鮮さ抜群の佇まい
今季、ランバン
コレクションがテーマに掲げるのは、1960年代のパリ映画を象徴する「ヌーヴェルヴァーグ」。その旗手であったJ.L.ゴダールとJ.P.ベルモンドの装いに想を得たコレクションを展開している。
こちらのブレザーは、ベルモンドのノンシャラン(無造作な小粋さ)な魅力を表現した一着。コットン・ウール・シルク・リネンの4素材をミックスし、ニュアンス豊かに仕上げられている。定番の紺無地ながら、新鮮さ抜群のたたずまいだ。

生地を手掛けたのは、フランスの名門として知られるドーメル社。ざっくりとした風合いのバスケット織りで、エレガントな光沢も魅力。ネイビーのシャツと黒のパンツを合わせてシックな装いに。
一格上のベーシックを求める方に
こちらはシックな装いで1960年代のファッションアイコンとなったゴダールにインスピレーションを得たジャケット。
独特な凹凸が浮かぶジャカード織りで、ブラックのジャケットにさりげない個性をプラスしている。身頃の右側にチェンジポケットを付けて、クラシックなアクセントとしているのも特徴的。
極めてシンプルなブラックジャケットを、フレンチの妙味でスタイリッシュに昇華。一格上のベーシックを求める方にぴったりだ。

ジャケットの生地はイタリア・バルトリーニ社製。ウールにあえてポリエステルをブレンドすることで、軽やかさと清涼感ある肌触りに。万華鏡から着想した幾何学柄のシャツを合わせ、レトロモダンに着こなして。
シャツを羽織るような気楽さで
春夏シーズンの定番、シアサッカージャケットを現代的に進化させた一着。コットンにナイロンやポリウレタンをミックスすることで、非常に軽く、ストレッチ性もかなえている。シャツを羽織るような気楽さで楽しめるのが魅力。
さらに接触冷感性も備え、汗ばむ時季でも快適に着られるのもうれしいところ。シアサッカーでよく見られるストライプ柄ではなく、チェック柄を採用しているのも新鮮。同系色の柄で着こなしも容易だ。

着心地だけでなく見た目も軽やかなネイビージャケットなので、カジュアルなコーディネートにも好適。幅広いシーンに対応する一着だ。バンドカラーのシャツを合わせ、裾をパンツの外に出して着こなせば、きちんとした上品さとリラックス感が同居するスタイルに。
快適さもシックさも重視したいという方に
フランスらしいスタイリッシュさを基調としつつ、現在のビジネスシーンに即した快適な服をラインアップしているのもランバン
コレクションの魅力。
ビジネスカジュアルの主役であるセットアップは、イタリアの有名生地メーカー、REDA社によるジャージー素材で仕立てたもの。ニットのように柔らかく、優れた伸縮性も発揮するが、ただラクなだけでなく上質感も際立っている。
高級ウールの名産地であるニュージーランドから、スーパー120’sという繊細な羊毛を厳選。美しい発色と、ほのかな光沢によるクラス感が印象的。快適さもシックさも重視したいという方にふさわしい。

右
ウール100%で編み立てたジャージー素材は、しなやかさと上質感をハイレベルで両立。シワや型崩れにも強いため、アイロンの手間も大きく削減できる。濃淡が入り混じったメランジ調ネイビーも洒脱。
左
ジャージーセットアップはミディアムグレーも展開。ネイビー共通で、糸を紡績する前の“わた”の状態で染色を行ったトップ糸を採用しているため、美しく深みのある発色に仕上がっている。
「デーモンピケ」という名は、鬼鹿の子とよばれる生地に由来。4本の糸を撚り合わせ、それをさらに2本取りして編み立てることで、ざっくりとした独特の風合いに仕上げられている。
適度な厚みがあるため、体形カバー効果が高く、サラリとした肌触りで清涼感にも優れる。襟を高くしたモックネックやポロシャツなど、デザインのバリエーションも多彩で、型違いで揃えたくなる。

ベーシックなネイビーに加え、画家ジョージア・オキーフの作品にインスピレーションを得た淡い色使いのニットも展開。春夏らしさを表現する差し色として使い勝手のよいアイテムだ。
トータルウェアを展開するランバン
コレクションは、服だけでなくバッグのクオリティーも高い。キメ細かい風合いにエレガントな光沢をたたえたスムースレザーは、装いの上質感をさりげなく格上げしてくれる。
ハンドルが短めのトートバッグは、大容量ながらスーツスタイルにもマッチ。ショルダーバッグは軽快にもてるコンパクトサイズで、休日のお出かけにぴったりだ。

トートバッグのショルダーストラップは着脱が可能で、ショルダーバッグは内側にファスナーポケットを装備。デザインはシンプルだが、実は実用面もしっかりと工夫されているのが魅力。
今季のシーズンアイコンでもあるJ.L.ゴダールとJ.P.ベルモンドの代表作として知られる映画『勝手にしやがれ』。そのワンシーンをプリントしたTシャツが2種類のバリエーションで登場。左は前身頃に、右は背中にフォトプリントをあしらっている。モノクロ写真に映えるブルーのフランス語は同作の原題。往年の映画好きならずとも、フレンチシックなTシャツに心奪われる。

左は『勝手にしやがれ』のヒロインを務めたジーン・セバーグが主役。右はJ.P.ベルモンドとのツーショットを後ろから捉えた一枚。どちらも当時のフランスらしい小粋さを感じさせる写真だ。
面積は小さいながら、コーディネートの仕上がりに大きな影響を与えるのがベルト。装いにこだわる人ほど、ベルト選びにも気を抜かないものだ。
上はサフィアーノレザーという素材を採用したもので、細かい型押し模様が控えめなアクセントに。下はリバーシブルで使える一本で、光沢を引き立てた鏡面レザーとベーシックなスムーズレザーを装いに合わせて使い分けられる。

ともにバックル使いも特徴的。上は丸みをもたせた小ぶりのデザインで、装いにモダンな印象を演出。下はバックルが回転する構造になっていて、裏表を簡単に切り替えられるのが便利だ。