俳優・中村獅童が軽やかに⾝にまとうランバン コレクションの新着コレクション
2023.09.15feature
LANVIN COLLECTION
Starring SHIDO NAKAMURA
日本古来の伝統芸能である歌舞伎を艶やかに演じる一方で、話題の映画やドラマなどにも出演し、八面六臂の活躍を見せる俳優の中村獅童さん。春夏に引き続き、ランバン コレクションのブランドアンバサダーに着任した今秋冬。新作の代表的なルックをシックに着こなしてみせるとともに、その魅力を存分に語っていただきます。
ランバン コレクション メンズの今季のテーマは「Roaring Twenties」。ランバン社がメンズコレクションをスタートし、エコール ド パリを始めとする芸術と文化が華開いた「狂騒の時代」である1920年代を着想の源としています。
2023-24秋冬コレクションは、創設者のジャンヌ・ランバンが、当時打ち出していたスタイルにフォーカス。すっきりとモダナイズしたフォルムに、快適さと心地よさを併せ持つ最新の機能素材をブレンディングすることで、現代のライフスタイルにフィットする着心地に仕上げています。
また、パリスシングルトレンチやパブロジャケットといった、リブランディング当初から人気の定番アイテムも微細にアップデート。シルエットを左右するディテールの最適解を細かく探り、アイテムの鮮度をより高めています。
グレースケールのウィンドーペン柄が上品なムードを添えるスイングトップブルゾンと細身のワンタックテーパードスラックスには、同素材の比翼のベストとバケットハットをトータルでコーディネート。表地に用いたウールサキソニーは、最終加工の起毛による暖かさと柔らかさが持ち味。まるでジャージを着ているような軽さと、快適な着心地を実現しています。インに合わせたのは、極細のスーパーファインエクストラメリノ糸で編み上げたタートルネックニット。ネック周りの伸縮度合いにこだわっているので、スマートな襟元が一日中続きます。
ブランドのシグネチャーモデルであるパリスシングルトレンチとパリスフィッシングウエストコートに、今季はくっきりとした綾目が美しいキャバリーツイル素材を使⽤。厚手で重めなイメージがある素材を、軽く柔らかな風合いに進化させることで、着た時の心地よさを格段にアップさせているのが大きな特徴です。さらに両アイテムの表地の裏には、ラミネート加工で撥水性や防水性をプラス。クラシカルなルックスでありながら現代的な機能性をも併せ持つ、エレガントなアイテムに仕上がっています。
ブランドのシグネチャーモデルであるパリスシングルトレンチとパリスフィッシングウエストコートに、今季はくっきりとした綾目が美しいキャバリーツイル素材を使⽤。厚手で重めなイメージがある素材を、軽く柔らかな風合いに進化させることで、着た時の心地よさを格段にアップさせているのが大きな特徴です。さらに両アイテムの表地の裏には、ラミネート加工で撥水性や防水性をプラス。クラシカルなルックスでありながら現代的な機能性をも併せ持つ、エレガントなアイテムに仕上がっています。
2023年春夏から、ブランドアンバサダーとして、コレクションを洒脱に着こなしていただいている中村獅童さん。5月にフランスで開催された第76回カンヌ国際映画祭では、取材時やプライベートでもランバン コレクション メンズのアイテムを着用していただきました。撮影が終わったばかりの秋冬の新作も、その着心地の良さとスタイリッシュなフォルムに太鼓判を押します。
「春夏同様、秋冬の新作も、とにかく着ていて心地いいというのが率直な感想です。例えばタートルネックニットは素肌に着ていますが、全くチクチクしないし、さらっとして気持ちいい。これがウール素材というのですから驚きです。なかでも気に入ったのは、中綿入りのライナーがついたカメラマンジャケット。アウトドア風なのにエレガントにみえるのはもちろん、ポケットがたくさんついているのでモノがたくさん入れられる。完全に手ぶらで出かけられる便利さがいいですよね」。
軽く柔らかな着心地に進化した新生キャバリーツイル素材は、人気定番のパブロジャケットとパブロベスト、ワンタックスリムテーパードスラックスにも採用しています。とりわけパブロジャケットは従来より8cmも着丈を短くすることで、軽やかな印象が際立つアウターにバージョンアップ。ベスト、スラックスとスリーピース感覚で合わせれば、深みのある色調と相まり、パリ・シックが匂い立つスタイルが完成します。
旧知の仲でもあるクリエイティブ・ディレクターの祐真朋樹とは、撮影の合間にも服談義で大いに盛り上がり、初めて買ってもらったという麻のスーツから、アメカジ全盛時代の定番ルック、果ては最近買った靴の話まで。服好き同士の話題は何時間もつきることがありません。
「ファッションに関しては、雑誌の情報をもとに店で実際に試着したり、愛着のあるものを着続けていく中でスタイリングを工夫したり。そういった体験の積み重ねがストーリーになり、自分の中で育ってきた感覚があります。人はいくつになっても新しい自分と出会いたいし、常に進化したいと思うのもの。新しい服をまとうことで、見たことのない自分の姿を発見できるのがファッションの醍醐味であり、人生を豊かに過ごすためにも必要なことだと感じます。ランバン コレクションのアイテムは、着ることの楽しさを再発見させてくれます」。
ハンティングやフィッシングといったアウトドアのエッセンスを盛り込んだ今シーズン。美しいシェル型シルエットを生み出す適度なハリがありながら、しなやかな風合いと上品な光沢を併せ持つカメラマンジャケットは、マルチポケットで利便性を、撥水性や防水性で機能性が加わった本格派。ライナーには着脱可能な中綿入のベストが付属しているので、春先まで着られるのもポイントです。インには、素肌に着ても快適なスーパーエキストラファインメリノ100%のタートルネックニットをコーディネート。ボーダー柄を差し込むことで、スタリングの奥⾏きが広がります。
ハンティングやフィッシングといったアウトドアのエッセンスを盛り込んだ今シーズン。美しいシェル型シルエットを生み出す適度なハリがありながら、しなやかな風合いと上品な光沢を併せ持つカメラマンジャケットは、マルチポケットで利便性を、撥水性や防水性で機能性が加わった本格派。ライナーには着脱可能な中綿入のベストが付属しているので、春先まで着られるのもポイントです。インには、素肌に着ても快適なスーパーエキストラファインメリノ100%のタートルネックニットをコーディネート。ボーダー柄を差し込むことで、スタリングの奥⾏きが広がります。
プロフィール
中村獅童 Shido Nakamura
1972年生まれ。祖父は昭和の名女方と謳われた中村時蔵、父はその三男、三喜雄。叔父に映画俳優・萬屋錦之介、中村嘉葎雄を持つ。8歳で歌舞伎座にて初舞台を踏み、二代目中村獅童を襲名。以来、古典から新作まで様々な歌舞伎に挑戦。また映画やドラマ、舞台でも唯一無二の存在感を発揮し、数々の作品に出演。9月28日には東京・国立劇場で開催の「第39回俳優祭」に出演が決定。また、10月2日から始まる「錦秋十月大歌舞伎」では山田洋次 脚本・演出の『文七元結物語』で左官長兵衛役を主演。女房役の寺島しのぶとの共演も大きな話題となっている。
Fashion Direction:Tomoki Sukezane
Photograph:Junji Hata(Cyaan)
Hair & Make-up:masato(B.I.G.S.)
Text:Satoko Hatakeyama