2024 FALL/WINTERコレクションのLOOKを公開。
全国のランバン コレクション ショップ、ならびに公式オンラインショップにて、9月6日より順次展開いたします。

前シーズンのテーマでは、ル・コルビュジエにフォーカスをあてましたが、今季はランバンを愛した名士としても名高い、ウィンザー公爵・エドワードに注目しました。

20世紀最大のファッションリーダーと謳われたウィンザー公爵。彼はイギリス王室のしきたりを破り、二度の離婚歴を持つアメリカ女性、ウォリス・シンプソンと結婚。王位に就いてエドワード8世となるも、早々に王冠を捨ててシンプソンとの愛を選びました。そのストーリーは、「王位をかけた恋」として、今なお語り継がれています。2011年には、マドンナが監督した映画『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』などでも話題になりました。

現代のメンズファッションの基礎となるロンドン紳士のスタイルを貫き、晩年にはパリで暮らした彼の人生は、モードやファッションにも大きな影響を及ぼしました。そんなエドワードの趣味嗜好やライフスタイルにインスパイアされて、今季のLANVIN COLLECTION MEN’Sはスタートしています。

代表的なアイテムは、「プリンス オブ ウェールズ」と呼ばれる大きめのグレンチェックのセットアップやピークトラペルのネイビーブレザー、そしてロンドンストライプのカラーシャツなど。ウィンザー公のイメージをふくらませたものを中心にしつつ、それにゴージャスなオーラを放つランバンのエレガントな世界観を加味しています。イギリス王室の公式カラーであるロイヤルブルーのニット類も充実しています。

そして今シーズンからは、ブランドアイコンとして “ルージュラベル” をコートやジャケットの袖口、パンツの腰部、ニットの二の腕、そしてハットにも付けました。

LANVIN COLLECTION MEN’S をより身近な存在に感じて頂ければ幸いです。

By  Tomoki Sukezane